50℃洗いレタス炒め

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コトリ2号です。朝から小雨が降ったりやんだりとパッとしないせいもあり、昼ごはんを作るのが億劫に感じましたが、とりあえず冷蔵庫をのぞいてみると、死亡寸前のレタスを発見。2つに割った切り口は赤さびのように変色しており、葉もところどころ赤くなったり、溶けかかったりしております。今日の昼は、こいつで何かを作ろうと決めました。

「何か」といったところで、選択肢は、レタス炒飯かレタス炒めしかなく。ここはひとつ、作ったことのないレタス炒めを作ってみます。

ウーウェンさんのレシピによると、レタスをまず熱湯で湯通しするとあります。せっかくなので、ちょっと前に話題になった「50℃洗い」を試してみたくなりました。参考にしたのは、ガッテンです。

洗う前のレタスの重さは、363g。ボウルに500mlの水道水を入れ、少しずつ沸騰した湯を足して50℃にします。そこにレタスを少しずつ浸す。全部浸し終わると、冷えたレタスのせいで、湯温が下がっていますので、さらに熱湯を足して50℃に戻し、3分ほど放置。

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50℃で洗った後のレタスの重さは、440g。約22%増えていました。レタスの表面についた水をザックリ除くと、おそらくレタスが20%ぐらいの水分を吸い込み、細胞が水でパンパンになって、それでシャッキリしているのだと思われます。

今日料理に使うのは半分(220g)、残りは新聞紙にくるんで、冷蔵庫に入れておく。これは明日使うことにします。

220gのレタスを、ゴマ油をひいた中華鍋でザッと炒め、オイスターソース、日本酒、醤油を同量混ぜ合わせた調味料を回しかけて、水溶き片栗粉でとろみを付けてできあがり(200g)。

  • 湯洗い前 180g
  • 湯洗い後 220g
  • 調理後 200g

一見クタッとして、しなっとしているように見える調理後のレタスも、湯洗い前に比べると10%以上多く水分を含んでいるので、噛んだときに、ザクザクとした歯ごたえが残っていて、かなりシャッキリと美味しく仕上がっていました。50℃のお湯を作るのがちょっと面倒ですが、手間を掛けただけの効果は十分ありました。